津市芸濃町椋本の内科、糖尿病内科、消化器内科|赤塚クリニック

シンガポールで考えた老後

スタッフより

7月にシンガポールへ行ってきました。気候は乾季だったのでほぼ晴れでしたが、雨が降るとスコールのようにザザ降りでした。気温は年中25~30度前後で、日本の夏より過ごしやすかったです。何より驚いたのが、物価の高さです。何でも日本の約3倍の価格です。自動車も、唐揚げのお弁当も、ペットボトルも・・・。ちなみに自動車は新車ばかりが走っており、10年を超えたものは乗ってはいけない国の決まりだそうです。

 数年前に、日本で老後2000万円問題がありました。「老後30年間で2000万円不足する」という試算が出されたものです。そこで気になったのが、シンガポールの老後についてです。シンガポールも65歳以上から年金が支給されるそうですが、現地外国籍のガイドさんは月額およそ35万円だそうです。しかも、医療費は10割負担で、介護保険の金額はシンガポール国籍の人の約10倍(年間約30万円)だそうです。これは、日本より厳しい制度です。

 そこで、シンガポールでは現役世代のうちから老後に向けた準備をしっかりと行うそうです。

日本でも「自助努力を」と言われており、安心した老後を迎えるためにも、なるべく早くからの準備をしていかなくてはいけないな、と思った旅でした。